ビタミンB1

分類:ビタミン

(チアミン)

概要

 炭水化物からエネルギーを生み出すときや、タンパク質を体内で有効活用するためになくてはならないビタミン。健康に役立つ腸内有用菌の活性化にも必要です。

働き(と摂取量)

@記憶力や学習能力を向上させる。
A胃腸・心臓の筋肉の弾力を保つ。
B心臓のリズムを整える。
C砂糖、でんぷん、アルコールの消化分解を促す。
D体にたまった余分な水分をやさしく排出する。
Eストレスに対する抵抗力を高める。

不足するとなりやすい症状

食欲減退、吐き気、便秘、胃腸の機能低下、筋肉のひきつれ、神経過敏、疲労、心拍数の増加、心臓肥大

とりすぎるとなりやすい症状

1日100mg以上をとると、眠気を催すことがある

1日の必要量

成人女性0.8mg、成人男性1.1mg、妊産婦0.9mg

目的別・奨励されている使用量(1日)

●そううつ症状・・・100−500mg
●精神的、肉体的ストレス・・・100−500mg
●高炭水化物食事指導(2型糖尿病)・・・50−100mg
●アルツハイマー性痴呆症・・・20−150mg

使用上の注意

ビタミンB1(チアミン)の毒性は未だ報告されていないが、ビタミンBコンプレックスとしてビタミンBを摂取する場合、ビタミンB1(チアミン)が過剰であると他のB群とのバランスを崩し、吸収代謝に影響を及ぼす可能性が考えられる。 また、1日に100mgを越えるビタミンB1(チアミン)を摂取すると、居眠りを引き起こすことが報告されている。

吸収を悪くするのは・・・

@ 筋肉の弛緩薬を使用した場合、過度の筋弛緩を起こす。
A 喫煙、飲酒はビタミンB1(チアミン)の吸収を阻害する。
B コーラなどの炭酸飲料、クエン酸が豊富に含まれる食材や飲料水はビタミンB2(チアミン)の働きを抑制させる。

こんな人は専門家に相談を!

○腎臓病や肝臓病の人
○緊張性頭痛などで筋弛緩剤を処方されている人(過度の筋弛緩を起こす危険があります)