ビタミンB12
分類:ビタミン(コバラミン)
概要
タンパク質、ビタミンC、葉酸、鉄のサポートで赤血球を作るのがビタミンB12。これらの栄養素もいっしょにとるのが理想的です。腸内で有用菌の働きによって作られるので、腸を健康に保つこともたいせつ。
働き(と摂取量)
@酸素を運ぶヘモグロビンを作り、血液循環を良くしてくれます。
Aあざを薄くしてくれます。
B細菌やウィルスに対する抵抗力を高めてくれます。
Cエネルギーを作り出してくれます。
D生殖機能を正常に保ってくれます。
E脂肪の燃焼を促してくれます。
不足するとなりやすい症状
皮膚や白目が黄色くなる(黄疸とは異なる)、歯茎が紫色になったり出血しやすくなる、舌の痛み、吐き気、食欲減退、頭痛、記憶障害、運動神経や知覚神経のマヒ、うつ状態、体重減少、生理不順
とりすぎるとなりやすい症状
1日3000μg以上とると、顔面および手のしびれがあらわれることがある。
1日の必要量
成人男女2.4μg、妊産婦2.6g
目的別・奨励されている使用量(1日)
●うつ病・・・100-500mcg
●B12欠乏性貧血・・・250-500mcg
●肉体的ストレス改善・・・100-500mcg
使用上の注意
菜食主義者は、通常ビタミンB12が不足している。また、慢性的な下痢によって、ビタミンB12は低下する
吸収を悪くするのは・・・
ビタミンB12の吸収を阻害するものは以下のとおりである。
@ 飲酒
A アミノサリチル酸
B コレスチラミン
C コルヒチン(痛風発作改善薬)
D 葉酸を大量に摂取した場合
E メトモルフィン
F ネオマイシン(経口投与のもの)
G H2ブロッカー(ガスター10など)
H プロトンブロッカー(胃酸抑制剤)
I フェンモルフィン
J フェノバルビタール(睡眠導入精神薬)
K フェニトイン(てんかん治療薬)
L カリウムの過剰摂取
M プリミドン
N 喫煙
O ビタミンB6不足
P ビタミンCを大量(2000mg/日以上)摂取した場合
こんな人は専門家に相談を!
ビタミンB12の吸収を妨げる薬がいくつかあるので、特に胃酸過多の人、痛風の人、睡眠導入剤を処方されている人は担当医に相談しましょう。
メモ
処方薬として医療施設で処方されるビタミンB12製剤のメチコバール(メチルコバラミン)は、末梢神経の働き、手足のしびれ改善、糖尿病性ニューロパチーの改善、帯状疱疹にともなう神経痛の改善、味覚障害や臭覚障害、難聴、眼疾患などで適用される処方されているが、経口投与による経胃のため酸に弱いために想像以上に吸収できにくい。メチコバールの吸収を高めるための方法として舌下からの吸収を試してみることを勧める。 細粒のものであればそれに、錠剤のものであればフードプロセッサーなどで細かくしたものに水(浄水器を通したもの)を加え、舌下に垂らして少なくとも1分間そのまま飲まずに保持し、その後飲み込む。