クエン酸
分類:機能性成分疲労回復を早めミネラルの吸収をよくしてくれる
概要
このところ黒酢、もろみ酢、きび酢など、酢が疲労回復に効くと人気です。その秘密はクエン酸にありました。クエン酸はレモン、グレープフルーツなどのかんきつ類にも多く含まれる有機酸で、性質はアルカリ性です。人間はエネルギーを作り出すときに糖分を必要とします。当分は体内で炭酸ガスと水に分解されてエネルギーを生み出しますが、そのとき分解されずに体内に残るのが乳酸。乳酸は疲労物質とも呼ばれ、体の疲労はこれが筋肉にたまって働きにくくなることが主な原因です。クエン酸は、乳酸が体内で分解されるのを早め、体が酸性体質になるのを防ぎます。また、フリーラジカルを無害化し、体内にある抗酸化物質を活性化して、体が元気になるのを助けてくれます。ただし多くの場合、クエン酸は体内に入ってから5時間ほどで消えてしまうので、効果を期待するなら、こまめに補給することが必要です。
働き(と摂取量)
下記の量を1日3〜4回に分けてとる。
●疲労回復・・・3〜5g/日
●酸性体質の改善・・・1〜3g/日(特に動物性タンパク質を食べたときは多めにとる)
●冷え性の改善・・・1〜3g/日。結石予防・・・1〜3g/日(特に動物性タンパク質を食べたときは多めにとる)。生理不順の改善・・・1〜3g/日
●ミネラルの吸収をよくする・・・カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル系サプリメントをとるとき、水にとかしていっしょに飲む(キレート作用)
不足するとなりやすい症状
乳酸値が減少せず疲労が取れない場合があります。
とりすぎるとなりやすい症状
体がアルカリ性に傾きすぎる場合があります。
1日の必要量
1-10g
目的別・奨励されている使用量(1日)
@ 疲労回復作用:クエン酸として3−5g/回を1日3−4回にわけて
A 酸性体質の改善:クエン酸として1−3g/回を1日3−4回にわけて(特に動物性たんぱく質を食べたときには多めに)
B 冷え性の改善:クエン酸として1−3g/回を1日3−4回にわけて
C 結石予防:クエン酸として1−3g/回を1日3−4回にわけて(特に動物性たんぱく質を食べたときには多めに)
D ミネラルの吸収促進:カルシウム、マグネシウム、亜鉛などミネラルのサプリメントを飲むときに水に溶かしたクエン酸を一緒に飲む。
E
生理不順の改善:クエン酸として1−3g/回を1日3−4回にわけて
使用上の注意
○市販品はカリウムまたはナトリウムと結合したものが多いので、体内の水分代謝に問題ある人は注意を。
○有害ミネラルのアルミニウムの吸収も促進されます。アルミなべなどを使用している人はとりすぎに注意を。
○熱に弱いので、保存は冷暗所に。
吸収を悪くするのは・・・
カルシウム、マグネシウム、銅、リンなどのアルカリ性ミネラルの過剰摂取
こんな人は専門家に相談を!
腎臓、肝臓の疾患があり、カリウムまたはナトリウムと結合したクエン酸の処方薬をとるとき。