葉酸
分類:ビタミン赤血球を作る際には重要なビタミンの1つ
概要
細胞の老化抑制因子として期待されるSAMe(S−アデノシルメチオニン)という物質を体内で作るために必要なビタミンです。そのほかにも重要な働きをしていますが、先進国の女性の50%は葉酸不足という報告が。ぜひ意識してとりましょう。
働き(と摂取量)
@炭水化物、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミンの代謝に関わっています。
A赤血球を作り出すときに重要な働きをしてくれます。
B細胞の新陳代謝を促してくれます。
Cがん細胞の発生を抑えてくれます。
DビタミンB6、B12とともに動脈硬化の原因となるホモシステインを減らしてくれます。
不足するとなりやすい症状
歯ぐきの出血、舌が灰色になる、顔色が悪い、慢性的な腹痛、便秘、下痢、体重減少、貧血、うつ状態、早産、慢性肝炎
とりすぎるとなりやすい症状
1日3000μg以上を長期間とると、吐き気、おなかの膨満感、腎結石があらわれることがあります。
1日の必要量
成人男女200μg、妊産婦400μg
目的別・奨励されている使用量(1日)
●うつ病・・・400-800mcg
●葉酸欠乏性貧血・・・800-2000mcg
●子宮筋腫・・・800-5000mcg
使用上の注意
特段の副作用は認められていないが、尿が黄色くなる、下痢、発熱、皮膚の発疹が現われることが稀にある。
吸収を悪くするのは・・・
以下の薬剤および物質は葉酸の吸収を阻害する
@ メソトレキセート(化学療法で使用する薬)
A トリメトプリン(化学療法で使用する薬)
B ピリメサミン(化学療法で使用する薬)
C 経口避妊薬
D アルコール
E コレスチラミン
F バルビツール(睡眠導入薬)
G ジフェニルヒダントイン
H 制酸剤(胃薬)
I クロラムフェニコール
J たばこ
葉酸はフェニトイン(てんかん治療薬)の効果を抑制する
こんな人は専門家に相談を!
@てんかんの治療薬を処方されている人。
Aがんの化学療法中の人。